長着の衿袷わせは深めと浅めどっちがカッコイイのか

着物の衿袷わせは自分の印象を決める大事なポイントです。顔型や髪型、体格や雰囲気などで似合う衿のあわせかたが微妙に違ってきます。一般的に、少年っぽい雰囲気をもつ男性、まじめな感じのする男性、そして礼装の場合は、左右の衿を詰めてあわせる深めの衿袷わせが似合うものです。一方、男の色気を出して着物を着たいなという時や、四角い顔型の男性、遊び着の場合には衿のVが細長くなるようにあわせる、浅めの衿袷わせが似合います。 洋服のワイシャツでネクタイをしない場合、自分がボタンをどこまで外すかを考えてきます。一番上のボタンまでしめるひと、普通にふたつめのボタンまで外す人、三つ目以上はずしてチラリと胸元をのぞかせる人といろいろなタイプの人がいますが、着物の衿袷わせも同じことです。その男性のタイプで深さは決まってきます。一般に、浅い衿袷わせにすると着なれた感を印象づけられますが、浅くした分、着くずれしやすくなりますので注意が必要です。